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2022.08.17
今年の夏はBA.5の感染拡大で、高齢者は不要不急の外出は自粛せよ、との吉村知事のお達し。さて我が身のリフレッシュは不要不急ではなく、やはり近々に必要であろうと勝手に判断し、お盆休みを利用して、近場のホテル2軒に宿泊することにしました。1軒目は、昨年の開業で話題にもなった星野リゾートのOMO7大阪。直前でもすんなり予約がとれたので、少しびっくりでした。 チェックインの時刻までまだ時間があるせいか意外に空いていた1階の駐車場に車を停め、黄金色のビリケンさんが控えるエントランスから、エスカレーターで2階へ。 2階へ上がって無人のクローク(ロッカールーム)に荷物を預け、鉄板製のオブジェチックな出入り口をくぐって、メインホールへと向かいます。
開放的なホールにつながる公園越しにハルカスが望めます
壁面一杯のホテル周辺の案内板がカラフルです。新世界もすぐそこ。
カラフルでカジュアルなソファがならぶホール。このホールに面してホテルグッズのコーナーがあり、部屋着なども自由にここでゲットできます。 ホールの奥にはカフェやダイニングがあります。ここで軽い遅めの昼食をとりながら、チェックインの時間を待ちます昼食後、まだチェックインの15時まで時間があったので、公園のテーブルで一休み。緑豊かな公園にいろんなファーニチャーが設えられた景観は魅力的ですが、やはり暑いです。。。
高級ホテルにありがちな構えた感じのカウンターなどはなく、15時より少し早めでしたが、ごく自然でフレンドリーな感じのホテルスタッフに気軽に声をかけてみると、すんなりとチェックイン完了。荷物も自分で運んで上階の部屋まで向かいます。 さて部屋の方は約50㎡の広さのツインルームで、セミダブルサイズのベットが2つ。床は畳パネル敷になっていて玄関で靴を脱いで上がります。横長の窓からは新世界方向の街並みが望めます。壁際にはソファーが造りつけられていますが、あまり座り心地の良いものではありませんでした。横長窓は迫力満点でしたが、部屋全体としては特に工夫はなく、単にだだっ広いだけ・・という感じでしょうか。壁のクロスは、生地色の木部の色調とあいまって和を意識した色合いのようですが、どちらかと言えばカジュアルな印象です。廊下や部屋からは独立して設けられている洗面所
東側妻側の部屋だったので、通天閣が見えます。部屋の窓の少し外側に設えられているファサードを構成する被膜部材が景色を切り取ります。夜間には、ファサードにネオンを映すキャンバスになる被膜部材ですが、部屋からの視線には、取り付け用の金物等がごく自然に目に入り、あっけらかんとおおらかに、舞台裏を見せられているかのような印象でした。ベットバックの間接照明はいい感じ
ホテル内のディナーは予約で一杯だったので、歩いて数分の新世界に繰り出しました。上の写真は言わずと知れたジャンジャン横丁。これがホンマモンの大阪や!! コロナなにするものぞ、、の喧騒の中「だるま」で串カツをいただきました。その名も「新世界セット」。さすがに、二度づけ禁止のソースは、直接かけて食べる形式でした。 さて夜になると広場で、イベントが始まり、クラフトビールとたこ焼きが宿泊者には無償でふるまわれます。広場に面して別棟の銭湯もありお風呂上りの一杯を楽しむ人も。 綺麗に整備された芝生の上を子供が走り回ったり、寝転がったりして思い思いの時間を過ごすことが出来ます。もう少し涼しくなればより快適に過ごせそうです。 広場はJR新今宮駅のすぐ前にあり、駅のプラットホームからはこの広大な空間とその背後にそびえ立つ14階の宿泊棟が望めます。出来た当初は浪速っ子の度肝を抜いたことでしょう。 さて定刻になると、建物のファサードを利用して、カラフルな色合いの花火を模したプロジェクションマッピングが始まります。パフォーマンスが続く10分の間、宿泊客はそれぞれ好きな場所からこの巨大なファサードを見上げて歓声をあげながら、特別な浪速の夜を楽しんでいました。