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2016.07.27
念願の北海道ツーリングから、無事に帰還しました。 ほっかいどうはでっかいどう、とその昔より(笑)言われている通り、実に雄大でした。 1日目の千歳からのスタート時点で少し小雨が降った以外は好天に恵まれ、同じく1日目に相棒のバイクのバッテリーが突然あがってしまうアクシデントがあったものの、幸いにもパーキングエリア内のガソリンスタンドの近くだったため事無きを得て、以後の5日間、北の大地の自然を存分に満喫することが出来ました。 予想した通り、寒暖の差は半端ではなく、3シーズンのナイロンジェケットの下がぐっちょりと汗ばむ日があるかと思えば、ジャケットの下に厚てのヒートテックを含む2枚のアンダーを着込んでもまだ風が冷たく、さらにジャケットの上にレインスーツを着て走った日もありました。 バイクを降りればちょうど具合のよい気候でも、いざ走り出すと体感温度は全く違ってきます。 さて、以下行程に沿って、ツーリングの様子をご紹介!!
富良野にあるファーム富田のラベンダー畑(一日目)
色とりどりのお花畑を望むデッキで。平日で人手は比較的少なめ
日本海側のオロロンライン。北緯45度を示すモニュメント越しに利尻島を望む(2日目)
電柱も照明もガードレールも無い道が、ひたすらまっすぐ北へと続く
利尻島がかなり近づいたところで一休み。ピースサインしか芸のないのが恥ずかしい
宗谷岬に次ぐ北端、ノシャップ岬よりの眺めです
ついに日本最北端、宗谷岬に無事到着。好天で彼方に樺太が望めました!
こちらはオホーツク海側のエサヌカ線、思わずテンションがあがります!(3日目)
オホーツク海側を網走方向にひたすら走り、PM4時頃ようやくサロマ湖が望めました
能取(ノトロ)岬近くのパーキングエリアで記念撮影。この日はたくさん走りました
国道39号線沿い石北峠からの眺めも、なかなか(4日目)
国道では北海道で最も標高の高い三国峠にて。松見大橋からの樹海の眺めは壮大でした
最終宿泊地の帯広の近く、十勝牧場の白樺並木。慣れない未舗装道路をこわごわ走行。
5日目は、朝ゆっくりしてから、帯広を出発。道東自動車道をひたすら走り、お昼頃に千歳に到着。千歳空港近くでバイクを預けて5日間の感動の旅路を無事に終了しました。
その後元気で時間もある相棒は、苫小牧から単身フェリーに乗って八戸へ渡り、東北地方縦断の旅を続け、私はと言えば、千歳空港で、相棒に教えてもらった松尾のジンギスカン鍋を堪能してから、上階の温浴施設で体をゆっくりと休め、巨大なショッピングセンターとなっている空港内のいくつかの売店でお土産を買い込んで、空路伊丹空港に帰還したのでした。大型バイクに乗り始めて7年めになりますが、何故ここまで惹かれるのでしょうか。
友人達からは、あぶないぞ、気をつけろよ、4輪とは違うぞ、といったどちらかと言えばネガティブな意見の方が多いですね。私としては事故に遭った場合は大怪我、もしくは命の危険もあるリスクはもちろん承知の上で、自己責任で乗っているわけですが、安全運転にとことん徹すれば、バイクの経験の無い人が想像するほど危険なものではないと思っています。
安全運転とは…・経路をよく調べてから走る、・無理な追い越しや「すり抜け」は決してしない、・車道の真ん中を堂々と車の流れに従って走る、・停車時や始動時には、とにかく慎重に気を引き締めて、うっかり立ちゴケ(これが結構怖いです)などしないよう細心の注意を払う(傍目にはあまり格好よくないかも知れませんが(笑))・・等々でしょうか。
暑さ寒さ、雨風などの、まさに直に自然を相手にする行為であることが、バイクを駆る魅力の一つでしょう。ハーレーの空冷vツインの力強い鼓動を聞き、刻々と変化する風景を楽しみながら、北海道のようなスケールの大きい大自然の中を、渋滞や信号に煩わされることもなく、どこまでも走り抜ける快感は格別です。
ツーリング中もたくさんの同好の士と出会いました。北海道に限ったことではありませんが、すれ違う時に互いに手を上げて会釈しあうのが、ライダーの間での暗黙のルールとなっています。中には大きく両手を上げて挨拶してくれる輩もいますが、これはさすがに危ないので真似しない方がよさそうですね(笑)。
近年、リターン組も含めて、私達のような熟年ライダーが増えているようです。個人的には、少年時代、自転車に乗って長い坂道を猛スピードで下り降りるのに夢中になっていたあの頃の、爽快でスリリングな感覚が蘇ってくる気がします。
というわけで、北海道ツーリングは今後もやみつきになりそうですが、体力の続く限り、超安全運転で楽しみたいと思っています。
度々道を間違うきまぐれな先導車 (私のことです) に辛抱強く追随してくれた相棒と、1300キロに及ぶ全行程を軽々と走破してくれた愛車ソフテイルに感謝です。
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2016.07.07
いよいよ念願の北海道ツーリングの日が近づいて来ました! 愛車はすでに陸送会社さんに預けたので、今頃他のバイクと一緒に北の大地までゆっくりと移動している事でしょう。 北海道へのバイク陸送という便利なサービスを提供してくれるのは、高栄運輸(株)のEZOライダー事業部。サイドバックに一杯詰め込んだ荷物やヘルメットもしっかり一緒に運んでくれるので、ずいぶんと便利です。 北海道での、おすすめツーリングコースや食事処、ホテルなども気軽に紹介してくれるので、私のような、始めて北海道ツーリングをめざす、時間に余裕の無いライダーにとっては、本当に心強い味方です。 http://www.ezorider.net/ さて、今回のツーリングで一番心配なのはウェア。北海道は寒暖の差が激しいので、暑さと寒さ(特に雨天時)両方の対策が必要になります。Tシャツ一枚で走れる日もあれば、3シーズンジャケットの下に防寒のアンダーウェアを着込んで走らなければいけない時もあるそうで、いきおい準備するウェアの種類と数が増えてしまいます。 ジャケットを着込んでツーリングしていたところ、急に暑くなってきたので、ジャケットの胸元を思い切り開けて走っていたら、胸元にアブが飛び込んできてエライ目にあった…なんていう話を、陸送会社の担当者さんから聞きました。野性の鹿などの動物が飛び出してくることもよくあるそうで、まさに自然を相手にしている・・という感じのようですね。安易な野宿は、熊に襲われる恐れもあるので、厳禁だとか。 さて練りに練ったツーリングルートですが・・・ 一日目:伊丹から千歳空港まで、午前中のフライトの後、千歳空港の近くでバイクを受け取り、午後から即、ツーリング開始。まずは北海道観光の定番、富良野・美瑛を経由し、ラベンダーや美しい丘の風景を堪能してから、旭川泊。宿は天然温泉とご当地食材のバイキング朝食が嬉しいドーミーイン。 二日目:旭川から、国道40号をしばらく北上、ひまわり畑やソバ畑の景色を楽しんだ後、道道119号を海側に向かい、ライダー憧れの道である日本海沿い「オロロン街道」を、夕暮れ時の利尻・礼文島や、風力発電の風車を仰ぎ見ながら北へひた走って、稚内泊。この日は、まさに今回のツーリングのハイライトです。 三日目:稚内からノシャップ岬、日本最北端の宗谷岬を経て、今度は東側オホーツク海沿いの「エサヌカ線」を通り、あとは国道238号でひたすら網走を目指します。道中、サロマ湖の雄大な景観も堪能。この日が熟年ライダーには一番の強行軍となる予定ですが、出来れば能取岬にも立ち寄ってから、何とか網走泊。 四日目:網走から国道39号線経由で、北海道で一番標高の高い三国峠の雄大な景色を楽しんだ後、国道273号をゆっくり南下。十勝牧場の白樺並木を通り抜けてから、帯広泊。 五日目:最終日は、帯広から道東自動車道経由で千歳まで一気に走って、空港近くで再びバイクを預けます。時間があれば札幌市内の空気を少し吸ってから、家族へのお土産を買い、其の日の内に空路伊丹へ。バイクは、2週間遅れで、ようやく自宅まで戻ってくる予定。 という、まさに北海道を最大限満喫しようという欲張ったスケジュール。文字にすると意外に簡単ですが、さてさて果たしてどんな旅になるのか・・今からどきどきわくわくです。(続く)
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2016.04.13
恥ずかしながら、シニア世代になってから一念発起して、自動2輪免許を取得しました。 まずは2008年に中型免許を取得、1年間はホンダのCB400でバイク入門、1年後には念願の大型2輪免許を取得して今年で早7年目に入り、現在は、愛車 Harley-Davidson の Heritage Softail Classicで、時間のある時、自由気ままにツーリングを楽しんでいます。
管理事務所兼用のガレージに鎮座する愛車です。
今年の夏は、同好の士である旧友と北海道ツーリングを計画中! 日本最北端の宗谷岬はマストとして、さて他はどのルートを走破するか、ロードマップを睨みつつわくわくしながら計画を立てています。今は、予めバイクを千歳空港の近くまで陸送してくれる便利なツーリング支援会社があり、伊丹か関空から北の大地まで1時間半ほどのフライト・着いたその日から即ツーリングが楽しめるので、我々時間的余裕のない者にはとても便利です。 初めての北海道ツーリングの様子、追ってご紹介していきますので、ぜひご笑覧ください!!