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2016.04.21
震度5を超える余震が長期間にわたって頻発するという、日本人がこれまで経験した事も無い異常な事態が続く熊本地震。普段は意識されることのない、活断層が動いた時の恐ろしさを実感させられます。 避難場所や周辺の駐車場で、余震の恐怖で眠れない夜とエコノミー症候群に悩まされながら、不自由な時間を過ごす被災者の皆さんの事を思うと、一刻も早くこの事態が収束してくれることを祈るのみです。 現地でボランティアに携わる人達の献身的な活動を目にすると、心痛めながらも何ひとつ具体的な支援が出来ていない我身が恥ずかしくなってしまいます。牛丼の吉野家、すき家、カレーのCoCo壱番屋等の外食チェーンがいち早く現地に入り、自社のメニューを被災者に提供しているようですが、企業としての迅速な行動力と、こんな時こそ企業力を最大限に発揮して被災者をあたたかい料理で元気づけよう…と言う、食を担う企業としての心意気に感銘を受けます。 まだ余震がさらに続くかもしれず、活断層が動くエリアがさらに拡大していくかも知れません。東日本大震災に続く想定外の事態、否、それ以上に明日の予測が不可能な事態と言えます。周辺の原発も本当に稼動していて大丈夫なのか心配です。 日頃から震災に備えて具体的に準備しておくことも、もちろん大事ですが、全く想定外の事態に遭遇した時でも、あわてず適切に対処できるだけの度胸と機転力を身につけておくことも、大切なのかも知れません。 これまで、この震災で亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。