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2016/07/07
いよいよ念願の北海道ツーリングの日が近づいて来ました!
愛車はすでに陸送会社さんに預けたので、今頃他のバイクと一緒に北の大地までゆっくりと移動している事でしょう。
北海道へのバイク陸送という便利なサービスを提供してくれるのは、高栄運輸(株)のEZOライダー事業部。サイドバックに一杯詰め込んだ荷物やヘルメットもしっかり一緒に運んでくれるので、ずいぶんと便利です。
北海道での、おすすめツーリングコースや食事処、ホテルなども気軽に紹介してくれるので、私のような、始めて北海道ツーリングをめざす、時間に余裕の無いライダーにとっては、本当に心強い味方です。
さて、今回のツーリングで一番心配なのはウェア。北海道は寒暖の差が激しいので、暑さと寒さ(特に雨天時)両方の対策が必要になります。Tシャツ一枚で走れる日もあれば、3シーズンジャケットの下に防寒のアンダーウェアを着込んで走らなければいけない時もあるそうで、いきおい準備するウェアの種類と数が増えてしまいます。
ジャケットを着込んでツーリングしていたところ、急に暑くなってきたので、ジャケットの胸元を思い切り開けて走っていたら、胸元にアブが飛び込んできてエライ目にあった…なんていう話を、陸送会社の担当者さんから聞きました。野性の鹿などの動物が飛び出してくることもよくあるそうで、まさに自然を相手にしている・・という感じのようですね。安易な野宿は、熊に襲われる恐れもあるので、厳禁だとか。
さて練りに練ったツーリングルートですが・・・
一日目:伊丹から千歳空港まで、午前中のフライトの後、千歳空港の近くでバイクを受け取り、午後から即、ツーリング開始。まずは北海道観光の定番、富良野・美瑛を経由し、ラベンダーや美しい丘の風景を堪能してから、旭川泊。宿は天然温泉とご当地食材のバイキング朝食が嬉しいドーミーイン。
二日目:旭川から、国道40号をしばらく北上、ひまわり畑やソバ畑の景色を楽しんだ後、道道119号を海側に向かい、ライダー憧れの道である日本海沿い「オロロン街道」を、夕暮れ時の利尻・礼文島や、風力発電の風車を仰ぎ見ながら北へひた走って、稚内泊。この日は、まさに今回のツーリングのハイライトです。
三日目:稚内からノシャップ岬、日本最北端の宗谷岬を経て、今度は東側オホーツク海沿いの「エサヌカ線」を通り、あとは国道238号でひたすら網走を目指します。道中、サロマ湖の雄大な景観も堪能。この日が熟年ライダーには一番の強行軍となる予定ですが、出来れば能取岬にも立ち寄ってから、何とか網走泊。
四日目:網走から国道39号線経由で、北海道で一番標高の高い三国峠の雄大な景色を楽しんだ後、国道273号をゆっくり南下。十勝牧場の白樺並木を通り抜けてから、帯広泊。
五日目:最終日は、帯広から道東自動車道経由で千歳まで一気に走って、空港近くで再びバイクを預けます。時間があれば札幌市内の空気を少し吸ってから、家族へのお土産を買い、其の日の内に空路伊丹へ。バイクは、2週間遅れで、ようやく自宅まで戻ってくる予定。
という、まさに北海道を最大限満喫しようという欲張ったスケジュール。文字にすると意外に簡単ですが、さてさて果たしてどんな旅になるのか・・今からどきどきわくわくです。(続く)