ボブディランよ心の内を語るべし!-2

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2016/11/19

10月13日のノーベル文学賞の受賞発表後、沈黙を守っていたボブディランが、10月25日に自らスウェーデンアカデミーの事務局長に電話をし、ノーベル文学賞に選ばれたのは栄誉なことであり、賞はもちろん受け取ります! と語ったとの事です。

かと思えば、今度は11月16日になって、スウェーデンアカデミーは、ボブディラン氏は12月10日にストックホルムで開かれる授賞式を「先約があるため」欠席する意向である、と発表しました。今度は電話ではなくお手紙だったようです。

 

このノーベル賞受賞をめぐっての一連のボブディランの対応には様々な意見があるようですが、私的にはどうも、彼のこの煮え切らない様子にイライラしてしまいます。(笑)

ボブディランの中で、ノーベル賞の授賞式なんかより、もっと大事な用件があるんだよ!、というのなら、それはそれで大いに結構としても、10月13日の受賞発表の時点で12月10日に受賞式があるのは既に分かっていたわけですから、10月25日にわざわざ賞は受け取ります!と電話をしていながら、11月も半ばになってやっぱり「先約」があるからいけませんわ、なんていうのは、ずいぶんと人を食った話です。

スウェーデンアカデミーは、大人の対応をしているようですが、内心は忸怩たるものがあるかも知れませんね。

 

私が感じるこのもやもや感は、やはり彼の本当の心の内が見えないということに尽きます。

ノーベル賞受賞の条件として、受賞後6ヶ月以内に講演を行うことになっているそうですが、彼が果たしてこの講演をするのかどうか? あるいは講演をするとしてもそこでいったい何を語るのか? 当面は、そこを楽しみに見守りたいと思っておりやす。

 

ひょっとしたら、ギター片手にあの曲を唄っておしまい!なんてことも・・(笑)

 

The answer, my friend, is blowin’ in the wind

The answer is blowin’ in the wind  !!

 

 

 

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