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2015.11.22
紅葉シーズンになると、京都の紅葉の名所を巡るのが、ここ数年の恒例になっていますが、今年は、少しだけ北の方に足を伸ばして叡山電鉄の一乗寺駅界隈から散策スタートしました。 まずは、元徳川家の家臣で、大坂夏の陣で活躍した石山丈山と言う人が造営した詩仙堂(丈山寺)。簡素な門をくぐり、趣のある石段を上って老梅関と名づけられた門から建物の中に入ると、ほどなく有名な「詩仙の間」に至りますが、この「詩仙の間」から望む庭園が最大の見所。 詩仙の間から庭に向かって張り出した「しょう月楼」へと続く開放的な座敷より、白い砂利に映えるさつきの緑との対比が効いた紅葉が見事です。(この日は少し時期が早く、本格的な紅葉まであともう一息という状態でしたが・・・) 座敷からの眺めをゆっくりと楽しんだ後は、庭に降りて庭園を散策。色づき始めた紅葉をより身近に感じながら、文人丈山が、泉や滝をモチーフに趣向を凝らした庭園や、先の詩仙堂やしょう月楼のある建物の美しい瓦屋根のシルエットを楽しみました。(続く)

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2015.09.24
シルバーウィークを利用して、遅ればせながら姫路城に行ってきました。お城への入り口広場から遠くに仰ぎ見る、外壁・屋根共に白亜にリニューアルされたその姿は、まるで新品の模型を見るかのような優雅で端正な美しさでした。 弓形に美しく積み上げられた石垣を眺めながら、多くの見物客に混じって天守閣を目指すこと約1時間、ようやくお城への入り口に到着。内部の木の柱や梁の骨太な軸組みを真近に見つつ何段もの階段を登り、最上階にたどり着くと、超高層ビルにも匹敵するその高さからは、姫路市街がダイナミックに一望できます。 超高層ビル並みの天守閣からのパノラマ。 瓦同士をつなぐ漆喰が優美な屋根の白さの秘密。
