Ritz SQUARE Ⅱ
所在地 | 大阪市西区 |
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用途 | 集合住宅 |
敷地面積 | 156.98m² |
建築面積 | 106.30m² |
延床面積 | 671.33m² |
構造 | RC造9F建 |
竣工 | 2003年3月 |
都心の狭小敷地に建つ単身者住戸11戸の集合体。
「都会の隠れ家」のコンセプトの基、周囲の雑然とした街並みの中にあって、ことさらに主張せず、寡黙で何気ないファサードの建築としている。
ハイクラスシングルの入居を想定し、住戸は38㎡~84㎡のゆとりある広さとし、アクティブな都市生活を過ごしつつも、家での一人の時間を大切に考えるシングルが、自分らしい時間をゆったりとエンジョイしながら過ごすことのできる空間を提供したいと考えた。
ひとたび自分の住戸の玄関扉を開けて家の中に足を踏み入れれば、シングルにとっては家全体がプライベートな空間であることに着目し、思い切ったプランニングとしている。
一日に一度、多くても2~3度利用するだけのサニタリー(洗面、浴室)を一日中仕切って独立した空間としてしまうのは、限られた面積の中ではいかにももったいないし、シングルであれば誰の目を気にすることもない。
思い切ってサニタリーをオープンにしてしまうことで、空間的な広がりと、あっけらかんとした自由な空気を生み出したと考えた。