広い前面道路に面したロケーションを生かして、近景、遠景共に特徴のあるファサードを提案した。１～２階は、アルミパネルとステンレスサッシュ、御影石との取り合わせで凹凸を持った構成とし、前面の歩道よりの視線に対し、変化ある表情を与えた。
３階以上は、４５、２丁掛タイルと連窓のフラットサッシュとの組み合わせで、面一感のある均一なファサードとし、下階との対比を図り、全景を特徴付けた。
又、ペントハウスの突出部にはグラフィックな処理を施し、遠方よりの視認性を高めている。
エントランスホールは、このビルシリーズの特徴である吹抜けと階段をからめて構成し、２階事務所へのアプローチを容易にして、貸室としての付加価値を高めると共に、広々とした開放感のある格調高いエントランスを演出してる。